TOP議会報告 > 平成30年度予算編成について

議会報告 

平成30年2月定例議会一般質問

公明党文京区議団
代表質問 
渡辺 とも子

平成30年度予算編成について

公明党の「渡辺 智子」です。 平成30年2月定例議会にあたり、公明党文京区議団を代表して一般質問をさせていただきます。
区長・教育長の明快な御答弁をお願いいたします。

はじめに、平成30年度予算編成についてお伺いいたします。
今年1月の月例経済報告によりますと、これまで何か月も続いていた「景気は、緩やかな回復基調が続いている」から「景気は、緩やかに回復している」に、「個人消費は、緩やかに持ち直している」から「個人消費は、持ち直している」に変更されました。
景気回復の実感がなかなか伴わない中、安倍政権の長年にわたる経済政策をはじめ各種政策の効果に少し明るい兆しが見えてきたように思われます。
東京都におきましては、平成30年度予算案を2年ぶりに増加し、一般会計7兆460億円で、東京2020オリンピック・パラリンピックの準備のほか、知事が公約などで掲げてきた政策の強化に力を入れる予算になったそうであります。
そのような中、本区におきましては、来年度予算編成において、一般会計の予算規模を前年度に比べて7.9%増の966億4,700万円と2年続けて過去最大規模の予算編成になりました。
基本構想の実現に向け、実施計画を着実に進めるとともに、効率的・効果的に質の高いサービスを提供するための予算を編成されたと思われますが、来年度予算の特徴と評価についてお伺いいたします。
歳入の根幹をなす特別区税は、納税義務者の増加などにより前年度に比べ2.6%の増と見込まれましたが、今後も納税義務者の増加を見込まれているのかお伺い致します。 歳出においては、子育て支援・教育施策や高齢者施策など、新規事業をはじめ既存事業のレベルアップをされたことは大いに評価するところでありますが、基金の推移も気になるところであります。特に投資的経費の増が目立ちますが、今後の基金の推移と取組みについてお伺いいたします。
又、ここ数年の傾向をみると人口の増加がみられますが、それに対応した予算編成が必要と思われます。
今後の展望をお伺いいたします。

区長 渡辺智子議員のご質問にお答えいたします。
最初に、平成30年度予算に関するご質問にお答えします。

まず、予算の、特徴と評価についてのお尋ねですが、
一般会計の予算規模は、前年度比で約71億円、7.9%の増となり、初めて900億円を超え、6年連続の増額となっております。
歳入では、特別区税は、納税義務者の増加等により、過去最高額となる約328億円となり、特別区交付金は、普通交付金及び特別交付金の増が見込めることから、4.3%増の171億円となっています。一方、地方消費税交付金については、税制改正に伴う地方消費税の清算基準の見直しにより、5.7%の減収を見込んでおります。
歳出では、児童の保育委託の増等により、扶助費が4.4%の増となるほか、誠之小学校改築や、再開発事業助成、スポーツセッター改修工事等により、投資的経費が1.4%の増となっております。
また、基金については、特定目的基金を一有効に活用するとともに、歳入の不足分を財政調整基金から取り崩して補填しております。
子育て支援・教育、高齢社会への対応、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の推進など、重点的に推進すべき優先度の高い施策を重点施策とすることで、区民の方々が、「住んでいてよかった」「これからも住み続けたい」と心から実感してもらえる文京区を実現するための予算を編成できたものと考えております。

次に、今後の納税義務者数の見込みについてのお尋ねですが、
納税義務者数は、主に人口動態や雇用情勢等の影響により増減いたしますが、来年度は人口の増などにより、増加を見込みました。今後も、人口動態や雇用情勢、税制改正等を注視し、適切に納税義務者数を見込んでまいります。

次に、今後の基金の推移と取り組みについてのお尋ねですが、
30年度当初予算では、歳入の不足額を補填するため、財政調整基金繰入金を、前年度比34.1%増の52億6,700万円、特定目的基金繰入金を、大規模な施設整備等に対応するため、56.8%増の63億2,354万円と見込みました。
また、昨年3月に策定した「基本構想実施計画」における中長期的な財政見通しでは、今後の基金残高の減少を見込んでおります。
そのため、歳入については、特別区税をはじめとする一般財源の確保に努めるとともに、国や都などの動向を注視し、適時適切に補助金等の特定財源の確保を図ってまいります。
歳出については、事務事業の見直しを進め、適切な予算編成を行うとともに、効率的な執行に努め、毎年度の経常的な歳出には、経常的な歳入で賄い、臨時的な歳出には、基金や起債を活用していきます。

今後とも、行政需要に応じて、基金からの繰入れを適切に行うとともに、中長期的な財政状況を見据え、単年度の収支不足額を削減し、財政調整基金からの繰入額の抑制に努めてまいります。

なお、学校施設をはじめとした公共施設の、老朽化に伴う改築・改修は、今後も継続していくことが見込まれることから、起債とともに、施設整備関係の基金を有効に活用してまいります。
次に、人口の増加に対応した予算編成についてのお尋ねですが、「基本構想実施計画」の今後の財政見通しでは、将来人口の推計等に基づき、今後10年間の中長期的な歳入歳出予算を推計しています。
また、各年度の予算編成においては、単年度ごとに、直近の人口推計等に基づき、区民サービスの事業規模を見込むことで、予算化を図っております。
今後とも、人口動態を的確に捉え、適切に予算を編成してまいります。
一覧へ 〉