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議会報告 

平成30年6月定例議会一般質問

公明党文京区議団
代表質問 
岡崎 よしあき

QQ 質問

コミュニティバス B-ぐるについて

次に、コミュニティバスB―ぐるについてお伺い致します。

B―ぐるにつきましては、昨年度、運行に関する課題等に対する調査・分析を行い、その結果が4月の総務区民委員会で報告されました。
路線の拡充や再編につきましては、各会派においても様々提案をされ、区民の要望も強くなってきたものと思われます。
この春、公明党区議団として若者や子育て世帯を対象に、区政への政策アンケートを行った結果、B-ぐるの路線拡充や利便性向上の声が多くありました。

今回、「運行サービスの適正化」「バス周辺インフラの最適化」「路線の最適化」「事業性の最適化」の4項目について調査・分析を行いましたが、どのような根拠でこの4項目を取り上げたのか最初に伺います。
B-ぐるの運行につきましては、我が会派は区民ニーズと財政負担とのバランスが大事かと思っております。
坂道が多い文京区で高齢者の負担を軽減するためにも交通不便地域をどう解消していくのか。
もちろん、区内全域を網羅できるようになれば、それに越したことはありませんが、財政負担が多くなりすぎるのではと危惧するところであります。
そこで、現存の千駄木・駒込ルートと目白台・小日向ルートはこれまでの利用者数の推移からして、区民の皆様にかなり定着をしてきておりますので、今のルートを基本に千石・大塚方面に少し足を延ばし、本郷・湯島地域にルートの新設か大きく足を延ばす路線の再編が必要かと思われますが、ご見解をお伺い致します。

一方で、路線を拡充しても、新しい乗客が増えなければ当然意味がありませんし、区民にとっての必要性もルートを含め検討の必要があると思われますが、ご認識をお伺い致します。

この項目の最後に、都バスとの関係や国交省や警察との交渉など文京区だけでは行えないことは承知しておりますが、スピード感を持って進めることが大切かと思われます。そこで、現在の今後のスケジュールについてもお伺い致します。

AA 答弁

区長 次に、Bーぐるについてのご質問にお答えします。

今回の調査・分析で取り上げた4項目は、平成28年度の「コミュニティバスBーぐる運行等検討準備報告書」の中で、Bーぐるの利便性向上と安定的運営等を目指して今後検討すべき課題として整理したものであり、今回の報告書で整理した各路線案は、一つの考え方として示したものです。これらの案においても検討課題があることから、ご提案いただいた路線案の内容を含め、それぞれの対応を考えていく必要があります。
また、路線の拡充に際しては、一定数の乗降客が見込まれることが必要であり、ご指摘の区民ニーズと財政負担とのバランスを考慮しながら、最適な路線となるよう検討することも必要となります。

そのため、今後は、関係機関等との協議や沿線協議会の意見等の検討が必要と認識しており、検討に一定の目途がつき次第、スケジュールをお示ししてまいります。
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