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令和3年9月定例会議一般質問

公明党文京区議団
代表質問 
岡崎 よしあき

QQ 質問

令和二年度決算について

 次に令和二年度決算についてお伺いいたします。
 令和二年度は、四月七日に新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言が発出され、日本経済の停滞や国民の生活に大きな影響を及ぼすことになりました。
 地方自治体においても、財政非常事態宣言を出す自治体が複数出るなど、これまでの財政運営を大きく見直す岐路に立たされたものと思われます。
 本区におきましては、令和二年度決算において、歳入・歳出ともに前年度より増加したとはいえ、実質収支額は81億円を超えました。コロナ禍の中、実質収支額がこれだけ伸びた要因はどこにあるのかお伺いいたします。
 また、令和三年度予算において約九十億円の基金を取り崩しましたが、その関係性もお伺いいたします。令和二年度は令和元年度がベースになりますが、長引くコロナ禍の中、来年度の予算編成をはじめ、今後の財政運営の舵取りは困難を極めることと思います。
 将来にわたり安定的な行政サービスを提供することがとても重要なことと思いますが、今後どのような財政運営に心がけるのか。緊急事態の状況とはいえ、持続可能な財政運営に心がけることが区民の健康と生活を守ることにつながることと思いますがご見解をお伺いいたします。

AA 答弁

区長  次に、令和2年度決算に関するご質問にお答えします。

 まず、実質収支額についてのお尋ねですが、

 実質収支額の伸びについては、歳入が予算現額に対して21億円の増となる一方、歳出においては、54億円の不用額が生じたことが主な要因となっております。
 歳入については、予算現額に対して、都区財政調整交付金が15億円の増、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が6億円の増となっております。
 また、不用額については、補正予算に計上した感染症対策及び経済対策に係る事業において執行残が生じたほか、緊急事態宣言等に伴う各事業の休止や縮小といった影響により、予算執行額が減少したことが主な要因となっております。

 次に、3年度当初予算における財政調整基金からの繰入れについてのお尋ねですが、

 3年度当初予算は、前年度当初予算と比較して、歳入においては、一般財源で18億円の減、特定財源で49億円の減となり、合計で67億円の減となった一方、歳出においては、33億円の減にとどまったため、財政調整基金からの繰入れ額については、34億円増の91億円となったものです。

 次に、今後の財政運営についてのお尋ねですが、

 来年度以降の歳入見込みについては、特別区税は、人口動態の変化やふるさと納税による影響額の増加に伴い、これまでのような堅実な伸びを期待することが難しいと見込んでおります。
 また、都区財政調整交付金等についても、今後の景気動向を見通すことが困難であり、依然として予断を許さない状況が続くものと認識しております。
 このような状況の中、基金や起債を積極的に活用するとともに、歳入に見合った歳出予算の編成と、効果性の高い事業執行への転換により、強固な財政基盤を確立し、持続可能な区政運営を実現してまいります。
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