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議会報告 

平成30年11月定例議会一般質問

公明党文京区議団
代表質問 
田中 かすみ

QQ 質問

安心の子育てで孤育てゼロへ~子育て応援メールマガジンの取組~

次に、子育て応援メールマガジンの登録を増やす取り組みについて伺います。
私は、子育て中の方にお会いをすると必ず「文京区の子育て応援メルマガはご存知ですか?」と伺います。すると、「はい、登録しています、楽しく読んでいます!」といった反応と同じくらいに、「知りません」とか、「改めて母子バックを見て入っていることに気づきました。それから慌てて登録しました」といった声を聞きます。こうした状況をどう解消していくか、お聞かせください。

私は、なぜ、メルマガを発信しているのかと、そもそもの目的を振り返りました。区のホームページには「妊婦の方や乳幼児の保護者が、安心して出産や子育てができるように、おなかの赤ちゃんの様子や産後のお子さんの成長・発達、子育てサービス等タイムリーな情報をお届けします」と書いてあります。そうです、安心して子育てをしていただくためです。安心すれば、不安感から解放され、虐待の芽を積むことに繋がります。
しかし、産後の登録に比べ産前の登録数が伸び悩んでいます。その理由についてどのように分析しているでしょうか。結論から言って、私は、産前から長く読んで、正しい情報を受け取り、安心して子育てをしてほしい、孤独や大変さが軽くなればいいと思っています。しかも、メルマガの読者アンケートでは満足度は何と98,2%と非常に高いのです。だから「産前の登録を増やす」ここに拘って、今後は取り組んで頂きたいと思っています。メルマガの周知チラシ以外に健診票など様々入っている母子バックの精査やメルマガの周知方法の工夫など、今後の改善策を伺います。またママが多く利用しているLINE版の導入を早くスタートさせて欲しいです。

更に読者からは、もっと長く読みたい、との声も聞かれています。ぜひ期間延長を要望しますが、見解を伺います。また、内容についても、災害情報との連携を図り、妊産婦救護所等の情報発信や予防接種やインフルエンザの流行についてなど医療機関からの情報提供など、充実を図っていただきたいと思いますが、見解を伺います。災害時、情報の伝達にはSNSが有効との実証は明らかです。そういった側面からもライン版の導入を求めます。

AA 答弁

区長 次に、子育て応援メールマガジンに関するご質問にお答えします。

まず、登録者の増加に向けた取り組みについてのお尋ねですが、議員ご指摘のとおり、本事業の登録に関しては、産前の登録数が伸び悩んでいる現状があることから、本年度は、新たにデザイン性の高いチラシとポスターを作成し、医師会を通じて、産婦人科医や小児科医に配布するとともに、CATVにおいて登録方法を分かりやすく周知いたしました。
引き続き、SNSやCATV、子育てフェスティバル等のイベントを活用した周知を行ってまいります。

次に、配信内容等についてのお尋ねですが、全庁的に情報を集約し、子育て情報に限らず、妊産婦・乳児救護所の開設訓練や、熱中症の注意喚起などの災害関連情報についても配信しております。引き続き、庁内の連携を図るとともに、委託事業者と協働しながら、必要な情報を迅速に配信してまいります。
なお、LINE版の導入や配信期間の延長については、利用者アンケートで意向を確認するとともに、他自治体の導入状況や委託事業者へのヒアリング等を通じて、それぞれのニーズや付加価値等を検証した上で、導入について検討してまいります。
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