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議会報告 

令和4年9月定例会議一般質問

公明党文京区議団
代表質問 
宮本 伸一

QQ 質問

高齢者あんしん相談センターの活用について

 次に、高齢者あんしん相談センターの活用についてお伺いします。

 日頃から安心相談センターには、高齢者の相談ごとを丁寧に対応して頂き、大変に助かっています。

 現在、区では第8期介護保険事業計画に基づき、高齢者あんしん相談センターの拡充を行っており、相談ブースが設置されるなど機能向上にも期待をしています。

 これからも高齢者が増加する中、センターの充実は必要不可欠と考えます。

 特に最近では、相談内容が複雑化してきており、高齢者だけのお困りごとでなく、そのご家族全体に関わる課題が関連してきます。例えば、障がい者支援や生活福祉の支援が必要となるケースも多くあります。そうした際、センターの職員の方が、区の各機関と連携を図り、課題解決につないで頂くことが有効と考えます。ある意味、センターが窓口になり様々な課題解決につなげることが可能になります。

 例えば、港区では今年8月から全ての福祉相談をワンストップで受け付ける「福祉総合窓口」を区内5カ所の各地区総合支所に開設して、家族単位の複合的な課題に対応するべく「家族まるごと支援」につなげることを目指していると報道がありました。

 本区においても、こうした取り組みを目指して、高齢者あんしん相談センターと関係機関との連携を図る取り組みや、さらなる機能充実に取り組んで頂きたいと思います。区の見解をお伺いします。

AA 答弁

区長  次に、高齢者あんしん相談センターの活用についてのご質問にお答えします。

 高齢者あんしん相談センターでは、家族間の複合化した課題を把握した際には、関係機関につなぎ、連携することで包括的な支援を行っているところですが、ヤングケアラーやひきこもりなど、複雑化する社会課題に対応するためには、関係機関とのより一層の連携が求められております。
 そのため、区では、庁内関係部署や支援機関との会議体を設置し、情報共有を図るとともに、更なる連携・支援のあり方の検討を行っております。
 こうした取り組みにより、高齢者あんしん相談センターが、関係機関との連携を深め、機能充実が図られることで、複合化・複雑化した課題に、適切に対応できるよう取り組んでまいります。
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