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質問
次に、乳がんの早期発見・早期治療で女性とその家族を守る取組について伺います。
私の身近な方にも、乳がんを罹患され、闘っておられる方が増えていると実感しています。地域の友人、知人、我が会派の田中香澄議員もそうですし、私の妻も昨年手術をしました。
そうした方々の体験に触れたこともあり、これまでの区の取組に感謝するとともに、乳がん検診を受ける方が今後も増えて早期発見・早期治療になるよう、全力で推進したいという思いを強くしております。
今年も十月に、公明党では、女性議員を中心に、ピンクリボン街頭演説会やオンライン勉強会が開催され、最新のがんデータや、がん検診の課題と有用性などについて学びました。
講演では、長年にわたり、NPO活動を通し、がんに罹患したママを支える活動をしてきた講師の乳腺専門医、山田舞先生は次のように言われていました。「大切なお子さんのために、自分のことは後回しで本当に忙しい日々だと思いますが、どうか御自身のお胸にも気持ちを向けていただき、本当に大切な御家族のためにも、乳がん検診を受けることを忘れないでください」とあり、強く胸に響きました。
講演では、十年前は十七人から十八人に一人だったのが、現在は九人に一人と増加していること、また、この二十年で明らかに若年化が進行していること、四十代が最初のピークで、六十代から七十代がそれを上回る第二のピークになっていること、妊娠したら乳がん検診をしてほしいなどと、多くの方に聞いていただきたいメッセージがたくさんありました。
そこで、四点についてお伺いします。
一点目は、乳がんは若い人の病気という認識を改めて、三十代後半から八十代まで長期にわたり向き合っていく必要があることを周知していただきたいと思います。
二点目は、妊娠期は乳腺が発達してがんが分かりづらいので、妊活中や妊娠が分かったときに、乳がん検診を勧奨していただきたいです。できましたら、検診費用が自己負担となる三十代の検診者へも無償化していただきたいと思います。
三点目は、マンモグラフィの検診の後、再検査でエコー検査に発展したハイリスク者への経済的負担軽減です。おおよそ千円超掛かる費用を無償にしていただきたいです。マンモグラフィで見付けにくい高濃度乳腺の方には、マンモグラフィとエコーの併用で発見率を上げることが分かっていますので、是非一歩踏み込んで支援をしていただきたいと思います。
四点目は、乳がんについての教育の充実です。二年に一度の検診以上に大切な検診が、自己検診と言われています。ひきつれ、ただれ、くぼみ、しこり、見るポイントや触るポイントを具体的に知る機会を増やすことが重要と考えます。
自身の体に関心を持ち、日頃からの体の変化を察知する力、予防医学の観点で、これほど重要な行動はないと言われています。是非、中学校、高校、大学生、多くの女性に周知・啓発をしていただきたいと思います。
以上の点について、区の取組を検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。区の見解をお伺いします。
文京区が先駆けとなって取り組み、女性とその家族の健康とウェルビーイングにつながる取組を拡充していただきたいと思います。
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区長 |
次に、乳がんについての御質問にお答えします。 日本人女性のがん罹患率で一位の乳がんは、三十代から増加し、四十代後半に最初のピークがあり、セルフチェックや検診による早期発見と早期治療が重要です。 区では、これまでも、ピンクリボン月間での自己検診グローブの配布や、早期発見するための全年齢にわたるブレスト・アウェアネスの周知を始め、イベントでのパネル展示、乳がんモデル触診体験、大学文化祭へのブース出展等を毎年実施して周知啓発を図っております。 また、二十歳の全区民に小冊子を配布し、乳がんについては、三十代から気を付けることを呼び掛けております。 さらに、区立中学校においては、乳がんを始めとしたがんについての正しい知識や健康と命の大切さを学ぶために、地域の医療機関と連携し、外部講師を活用した授業を実施しております。 区は、国の指針に基づき、対策型検診として、死亡率減少効果が認められた検診を実施していることから、三十代や妊娠時の乳がん検診費用の助成は考えておりません。 また、マンモグラフィ検診で要精密となった方の超音波検査の費用助成についても、現時点では考えておりませんが、今後の研究の進展や国の動向を注視してまいります。 |
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