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議会報告 

令和8年2月定例会議一般質問

公明党文京区議団
代表質問 
松丸 まさし

QQ 質問

高齢者の総合的支援について

 次に、高齢者の総合的支援についてお伺いいたします。
 高齢者のいる世帯は年々増加傾向にあり、とりわけ単身高齢者世帯は全国で九百万世帯を超え、文京区におきましても、約一万二千世帯を超える単身高齢者の方が生活をされています。
 近くに御家族がいらっしゃれば、緊急時の対応など、事なきを得ることができますが、いざというときに頼れる身寄りや知人がいない単身の高齢者が増加傾向にあるように感じております。先日も、資産はあるが身寄りのいない単身高齢者の方が急逝し、最終的に区で対応する事例もありました。
 高齢者の生活支援や死後の手続は、一般的には家族や親族が担ってきましたが、単身高齢者が増えている現状を踏まえ、身寄りのない人にどう対応するかは、社会が抱える新たな課題とも言えるのではないかと思いますが、区の認識をお伺いいたします。
 本区におきましても、高齢者あんしん相談センターを中心とした包括的なサポートや、文京ユアストーリーなどの事業展開をされていますが、更に周知を含め、充実させていく必要があると思いますが、御見解をお伺いいたします。
 他自治体も、あの手この手で単身高齢者の支援を開始しております。神奈川県小田原市では、Wi‐Fiの電波を活用するセンサーを居宅に設置して外出頻度や睡眠状況などを把握し、必要な支援につなげる取組が進んでおります。カメラやマイクを使わず、電波の反射から人の動きを察知し、センサーから取得したデータをAIで分析し、運動機能や認知機能の低下といった健康変化の兆候を捉え、日々の見守りに加えて、介護予防や認知症対策、孤独死の防止などにも活用が見込まれるそうであります。
 身元保証や死後の事務、身の回りの細かい支援を自治体が全て担うことは難しく、民間企業やボランティアなども巻き込んだ官民連携の取組が大事になってきます。
 公的な支援や民間サービスなどの情報を提供しながら課題解決を進める調整役としての役割が自治体に求められると思いますし、必要な情報を把握し、事業者などへ伝達役も務める必要があるのではないでしょうか。
 単身の高齢者が晩年も安心して住み慣れた地域で暮らすことができるよう、知恵と工夫を凝らし、取り組んでいく必要があると思いますが、御見解をお伺いいたします。

AA 答弁

区長  次に、高齢者に関する御質問にお答えします。
 まず、単身高齢者の課題等についてのお尋ねですが、議員御指摘のとおり、単身高齢者が増加傾向にある中、血縁・地縁・社縁の希薄化による共同体機能の脆弱化や地域の担い手不足等を課題と捉えており、適切な支援を行うには、地域資源の更なる掘り起こしや地域活動の活性化等が重要と考えております。
 また、高齢者あんしん相談センターや文京ユアストーリーについては、より一層重要性が高まっていくと考えており、様々な機会を捉えた周知啓発や事業の充実に努めてまいります。
 次に、単身高齢者の支援についてのお尋ねですが、現在、身寄りのない高齢者の居住支援や死後事務、日常生活支援、権利擁護等については、国において様々な検討がなされていることから、その動向を注視してまいります。
 また、区としても、終身サポート事業を行う民間機関や支援ボランティア等との連携を図り、高齢者が地域で安心して暮らしていける仕組みづくりについて、引き続き検討してまいります。
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