お問い合わせ・ご相談は
03-5803-131803-5803-1318
![]()
質問
次に教育について、4点お伺いいたします。
はじめに、認知機能の強化を目指す取り組みについてお伺いいたします。
文京区では今年度から5歳児検診をスタートし、子供の成長と発達を早期から支援する取り組みが始まりました。
しかし、地域の保護者の方から伺う話しでは、小学校入学後に、勉強や友人関係に難しさを感じ、診断を受けたところ、障がいではないが、グレーゾーンに相当するということもあるとのことでした。
児童精神科医でもある立命館大学の宮口教授は、こうしたグレーゾーンの子供達への支援が必要であると考え、認知機能を強化する「コグトレ」を考案されました。
この「コグトレ」については、令和2年10月に開催した文教委員会での研究会において、宮口教授から「困っている子どもの背景と具体的支援 ~認知機能を高めるコグトレ」とのテーマで講演いただき、勉強させて頂きました。
我が会派は本年3月、「コグトレ」を学校教育の一部として導入している大阪府和泉市に訪問し、導入の経緯や効果について視察をさせて頂きました。初めにコグトレを導入した国府小学校では、約10年前当時、話しを聞くことが難しい子供たちが大変に多い状況でした。そこで、まず支援学級でコグトレの活用をはじめたところ、認知機能が大きく改善する事例が増えてきたことから、少しずつ通常の学級でも取り組みが始まり、その後、特別支援部会が中心となってコグトレを学校全体で実施することになったそうであります。
週3回朝の時間を10分程度使い、各クラスで実施したところ、授業への集中力が強化され、学力にも向上があったそうであります。また、生活の中で考えて行動するようになり、トラブルが減ったとのことでした。
また、コグトレはゲーム感覚で実施できることから、児童も意欲的にかつ継続的に取り組むことができます。
本区においても、こうした取り組みを活用して、子供たちの健やかな成長と発達、そして学力向上の底上げにつなげてはいかがでしょうか。教育長のご見解をお伺いいたします。
次に東京都がすすめている「チャレンジクラス」についてお伺いいたします。
学校に行きづらい児童生徒への支援として、本区において「学びの架け橋」事業など、継続して強化されていることを評価いたします。 公明党文京区議団としても、これまで様々な提案をしてきましたが、「学びの多様化学校」の設置について提案したところ、「経費・土地・施設」の負担が大きく、ハードルが高いという見解を示されてきました。
そうしたところ、東京都では都議会公明党の推進もあり、2024年度から都内公立中学校において、校内に「チャレンジクラス」を設置する事業をスタートしています。
具体的には都の教育委員会が区市の教育委員会が設置するチャレンジクラスに対して、既存施設の整備にかかる合計費用の半分を補助するほか、設置校の教員を加配する体制としています。チャレンジクラス開始時の2024年度は都内10校84人、2025年10月末では都内14校42級に約230人が在籍しており、利用が広がっているとのことです。
こうした取り組みもあり、東京都における公立中学校の不登校生徒数は2025年10月時点で1万8039人となり、前年度から412人の減少が見られています。
本区においても、チャレンジクラスの設置をして「学びの多様化」を進め、児童・生徒の更なる学びの確保につなげて頂きたいと思いますが、ご見解をお伺いいたします。
|
教育長 |
教育に関するご質問にお答えします。 はじめに、認知機能の強化を目指す取組みについてのお尋ねですが、 本区では、現在、特別支援教室及び特別支援学級において、児童精神科医が考案した認知トレーニング「コグトレ」を導入し、各学校が児童生徒の実態に応じて、個別指導や授業の導入場面等で活用しております。特別支援教育を担当している教員からは、本プログラムは活用しやすいと聞いております。 今後も、学校への訪問等をとおして特別支援教育に関わる教材の活用状況を把握し、児童生徒の支援・指導に活かしてまいります。 次に、チャレンジクラスについてのお尋ねですが、 東京都独自の、登校に悩みを抱えた生徒のために中学校内に設置するチャレンジクラスは、個に応じたきめ細やかな指導を行うことで、学力向上と学校生活への適応を支援することができると認識しております。 一方、設置校の選定や特別な教育課程の作成等に課題があります。 今後、他自治体の取組みを参考とし、チャレンジクラスの設置に向けて検討してまいります。 |
|---|