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議会報告 

令和7年6月定例会議一般質問

公明党文京区議団
代表質問 
岡崎 よしあき

QQ 質問

職場の熱中症対策について

 次に職場の熱中症対策についてお伺いいたします。
 厚生労働省は6月から全国の企業に対して職場での熱中症対策の強化を義務づけることになります。熱中症の疑いがある社員らをいち早く見つけ、応急処置や救急搬送につなげられるよう、事前に手順や連絡網などを整えておくことが企業に求められます。
 そうした体制の整備を怠った場合は、罰金などが科せられることになります。
 職場での熱中症の死者は2022、23年にいずれも30人以上と深刻化している状況です。今後、区内事業者への周知啓発は勿論のこと、群馬県などの一部の自治体では、公共工事が猛暑による作業の中断で長引いた場合、工期の延長を認める運用を行うなどして柔軟な対応を考えていると聞きましたが、今後の本区の対応はどのように考えているのかお伺いいたします。

AA 答弁

区長  次に、職場における熱中症対策についてのお尋ねですが、
 
 猛暑の現場において、熱中症のおそれがある人を早期に見つけ、適切な対策を取るための体制整備は、労働者を守るために重要であると認識しております。
 本区では、中央労働基準監督署等の関係機関と連携し、本年度の中央安全推進大会において、改正労働安全衛生規則の施行に伴う、職場における熱中症対策の強化等について、特別講演を実施する予定です。
 引き続き、関係機関と連携し、事業者において適切な熱中症対策が実行できるよう、取り組みを進めてまいります。
 また、区発注の公共工事においては、個々の案件に基づき変更理由の妥当性について確認したうえで、契約変更の手続きを行っており、熱中症のリスク軽減に伴う契約変更についても同様に対応してまいります。
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