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議会報告 

令和7年6月定例会議一般質問

公明党文京区議団
代表質問 
岡崎 よしあき

QQ 質問

湯島総合センターの建替えについて

 最後に湯島総合センターの建替えについてお伺いいたします。
 令和5年から近隣町会や利用団体の代表者との意見交換会をはじめ、アンケート調査、高齢者向け座談会や中学生向けワークショップなど幅広い年代層からの意見聴取を丁寧にしていただいたことに感謝申し上げます。
 この3月に整備方針が策定され、いよいよ事業計画へと移行されると思いますが、整備等事業者の選定に向けて、今後、具体的にどのように進めていくのか。今後の方向性やスケジュールをどのようにお考えなのかお伺いいたします。
 既存機能が拡充されることはもとより、新たに屋内遊び場と憩いの広場が整備されることは、地域の方々をはじめ多くの方が期待をしているところであります。現段階でどのようなコンセプトをお持ちなのか。より多くの方々が利用できる施設となるよう要望いたしますがご見解をお伺いいたします。
 また、図書館や児童館・育成室、福祉センター湯島の利用者からは、工事中の代替場所の確保を心配されている声も耳にします。民間の施設も含め代替場所の確保の検討を早急に行っていただきたいと思いますがご見解をお伺いいたします。

AA 答弁

区長  最後に、湯島総合センターの建替えに関するご質問にお答えします。

 まず、整備等事業者の選定に向けた進め方等についてのお尋ねですが、

 現在、整備方針に示した事業手法を検討する等、事業者公募に向けた準備を進めているところです。
 本事業は、大規模な複合施設の整備であり、事業者公募にあたっての諸条件が複雑となることから、事業者公募に先立ち、本年度、詳細な事業内容等を明らかにした実施方針を策定する予定です。
 これにより、事業者の参画を促進するとともに、実施方針の内容について事業者ヒアリングを実施することで、事業者視点での意見も取り入れ、事業者公募に向け、より実効性の高い整備条件を検討してまいります。

 次に、屋内遊び場・憩いの広場のコンセプトについてのお尋ねですが、

 新たに整備する屋内遊び場は、子どもたちが活発に体を動かすことができ、創意工夫しながら遊ぶことができる場となるよう検討を進めており、幅広い年齢の子どもが安全・安心に過ごせる居場所を目指しております。
 また、親同士の交流等を促進するため、憩いの広場をあわせて設けることで、地域コミュニティの形成の場としても活用されるよう検討を進めております。
 なお、屋内遊び場については、これまでのアンケート調査等のご意見を踏まえ、コンセプトを整理し、今後、湯島総合センター近隣の児童施設の利用者など、子どもの意見を直接聴く機会を設けてまいります。

 次に、工事期間中における既存施設の代替場所の確保についてのお尋ねですが、

 工事期間中における既存施設の代替場所の確保については、これまでの利用者との意見交換等において多くのご意見をいただいております。
 そのため、引き続き、利用者に丁寧に説明を行いながら、現在行っているサービスや団体活動が可能な限り継続できるよう、整備スケジュールを見据え、民間施設を含めた近隣施設の活用や代替事業の実施等について検討してまいります。
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